くす◎クス笑顔通信
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くす小児科
くす◎クス笑顔通信
第22巻第11号
2024年11月1日発行
MONTHLY SCHEDULE2024.11
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2 学会休診 |
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4 振替休日 |
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くす先生のメッセージ
やっと秋を感じられるようになり、今年も残すところ2か月です。
先月より、咳が長引く風邪、特にマイコプラズマ感染症が流行しています。低年齢だけではなく大人まで全年齢に見られます。マイコプラズマは細菌の一種で、呼吸に関係する気管支に感染し、風邪、肺炎、気管支炎などを引き起こします。新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどを引き起こす「ウイルス」とは異なり、マイコプラズマは「細菌」です。そのため、マイコプラズマの治療には抗菌薬を使用します。
普通の風邪でも咳が長引くケースはありますが、強い咳が続く場合は受診してください。診察させていただいた上、検査や処置、処方を致します。
手足口病の流行は少し落ち着いてきました。発熱しない場合もありますが、口が痛くて水分や食事がとれない場合は、解熱剤のアセトアミノフェン(アンヒバ坐薬やカロナール)を痛み止めとして使ってみてください。
インフルエンザの予防接種が始まりました。最近は流行期が定まらないこともありますが、感染の予防と重症化を防ぐ効果がありますのでお勧めしています。
発熱・感染症で受診のみなさまへ
新型コロナウイルス感染症は令和5年5月8日より感染症分類が5類に変更されましたが、発熱患者様は、院内に入らず、駐車場で待機の上、玄関のスタッフにお声かけいただくか、受付へお電話をお願いします。
新型コロナウイルス感染症の患者様で発熱しない方が増えています。身近に陽性者がいる方、集団生活で流行がみられる方、咳がひどく咽頭痛倦怠感の強い方は、発熱の場合と同じように、駐車場から受付へご連絡をお願いします。
当院では、院内感染防止のため、お電話で問診を伺った上で抗原検査を受けていただき新型コロナ陽性の方には、駐車場での診察を行います。
ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
感染症ニュース
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- 咳が長引いたり気管支炎・肺炎を引き起こすかぜ=RSウイルスや特にマイコプラズマによる感染症が流行しています。
- 新型コロナウイルス感染症はみられますが、現在大きな流行には至っていません。
- A型インフルエンザは一部地域での流行が見られます。
- 溶連菌感染症がかなり流行しています。
- 発疹(一部じんましん)を伴う夏かぜ感染症やヘルパンギーナ、手足口病がかなり流行しています。
- ウイルス性胃腸炎や細菌性の胃腸炎が依然見られます。
- 胃腸炎症状を伴う、熱の長引くかぜ(アデノウイルスまたは類似の感染症)が流行しています。強い結膜炎症状を伴う場合は、咽頭結膜熱(プール熱)といわれます。
- 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)・水痘(水ぼうそう)が若干流行しています。